水と冷と温と薪

菜園と薪ストーブと南房総での田舎暮らし

パサートオイル交換

これまで薪バンは半年に1回自分でオイル交換(フィルターは2回に1回)していますが、パサートは車検時にディーラーでお願いしていました。

VW純正オイルは最長で30,000kmまたは2年まで交換不要なのですが、あまりにもロングライフ過ぎるので、1年に1回自分で交換することにしました。
ちなみに昨年車検時にオイル交換して、約1年、3,800km走行です。

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今回オイル交換に当たって、上抜きか下抜きか悩みましたが、ジャッキアップポイントを使ってフロントタイヤを1つずつ持ち上げてリフトアップすれば作業できそうと判断し、下抜きで行いました(上抜きだと抜ける量が少ない場合があることも判断の1つです)。

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フロントタイヤの下に丸太原木をカットした半端モノと合板を使って約12cmリフトアップしています。12cm上げると作業しやすいです。
なお、私が保有するフロアジャッキでは高さが少し足りなかったため、ジャッキの下に合板を敷いて底上げして対応しました。

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リヤタイヤは万が一を考えてタイヤ止めを前後に噛ましています。

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VW車のドレインボルトはワッシャーがボルトから外れない構造となっており、毎回ドレインボルト毎交換する前提のようですが、もったいないため、アルミのワッシャーをニッパで切って外し、別途調達したアルミのワッシャを嵌めて再利用します。

ドレインボルトを抜くと勢いよくオイルがでますが、5分もするとポタポタと雫になります。雫がなくなるまで抜いてやると思いましたが、90分経ってもポタポタが終わりそうにないため、ドレインボルトを手でセットして、トルクレンチで規定値で締めました(30Nm)。

パサートの1.4Lエンジンには4Lオイルが入るようですが、まずは3.5L入れてみます。VWの注ぎ口はらせん状になっていて、一気にオイルを注ぐと溢れるため、時間を掛けて少しずつオイルと注ぎます。
なお、規定のオイルはVW504規格を満たした5Wー30なのですが、3,000円/L程度と非常にお高いため、1つグレードを落としてVW502規格を満たした5Wー40のオイルを選択しました。エンジンが温まった状態のエンジンオイル粘度を40に上げたのは、パサートも7年目になるので燃焼室の気密保持性能を確保する方が良いと判断したからです(ちなみにVW純正オイルもカストロール製です)。

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試走してエンジンオイルを80℃まで上げて、停車後数分してからオイルレベルゲージで測定しましたが、上限まであと300mlという感じだったので3.7Lオイルが抜けたことになります。半年後に再度測定してエンジンオイルが減っていないか確認し、必要に応じてオイルを追加したいと思います。