水と冷と温と薪

菜園と薪ストーブと南房総での田舎暮らし

東北周遊のおもひで

先々週に行った東北ですが、やっと周遊のおもひでを記述したいと思います。

まず、初日は山形と宮城の県境の蔵王に宿泊しました。

そこで、最初の観光は、山形県山形市にある山寺を訪ねます。

100714_123654 100714_125036

この山寺ですが、松尾芭蕉が蝉の句を詠んだことで有名ですが、天台宗密教
修行に係るお山のようでした。

このお山、本尊まで登るのが非常に大変ですが、非常に美しい景観にありつけます。

この後、有名な蔵王のお釜を目指して蔵王エコーラインをひたすら登りますが、途中
から霧がすごくて立ち往生し諦めました[E:bearing]。お釜恐るべしです・・・。

翌日は、さらに東北道を北上して盛岡を目指します。

宿泊先は雫石だったのですが、嫁さんがどうしても盛岡で食道園の冷麺を食べたいと
言うもんで、盛岡にそれだけで立ち寄りました。

100715_122504

最近は東京でも、ぴょんぴょん舎等で盛岡冷麺を食べることができますが、本場は
かなりの歯ごたえでした(個人的にはぴょんぴょん舎の方が好み)。

で、そのまま雫石にいっても時間があるため、岩手と秋田の県境にある八幡平に
向かいます。

蔵王のお釜に続き、ここでも霧に悩まされましたが、なんとか見返峠まで到着する
ことができました[E:coldsweats02]。

100715_143304

このまま下山しようかと思いましたが、記念にと思い八幡平の頂上を目指します。

往復1時間程度で頂上等を散策しましたが、私今回の旅で、岩手は本当に自然が
豊かなところなんだと思いました[E:lovely]。

その後、雫石で大自然を満喫して宿泊した後に、翌日平泉を下道で目指します。

悲しいことに平泉の中尊寺金色堂を訪ねた際の写真がありません・・・[E:catface]。
(とりあえず昼食で食べた前沢牛の握りは絶品でした)

平泉を後にして、東北道を南下して福島県の二本松を目指します。

お宿は安達太良山の麓にある岳温泉でしたが、翌日の観光は有名な高村光太郎
婦人である高村智恵子さんの生家を訪ねました。

智恵子さんと言えば、智恵子の空です。

---
智恵子は東京にが無いといふ、 ほんとのが見たいといふ。 私は驚いて
見る。 桜若葉の間に在るのは、 ... 阿多多羅山 ( あたたらやま ) の山の上に
毎日出てゐる青いが智恵子のほんとのだといふ。 あどけないの話である。
---

当日は凄い夏日で綺麗な空模様でした。
(ドアノブが壊れて取り乱したのは秘密です)

その後、奥の松酒造本社にある直売店に行って日本酒を数本購入し帰宅しました。

トータル1,400km弱、993は問題なく走り抜きました。ドイツ製恐るべしです・・・。