水と冷と温と薪

菜園と薪ストーブと南房総での田舎暮らし

いきものがかり

いきものがかり”ときくとPOPソンググループのようですが、私、車についても
いきものがかり”なのかなと思っています。

なぜかというと、好きになる車は古い車が多いのですが、”いきもの”のように、
味わいや変化がある(壊れるを含む!)車が多く、”かかり”が必要なのかなと
思うからです

例えば、今乗っている空冷ポルシェ。

 エンジンを掛けると、右後ろにあるオイルタンクからオイルが流れ出す音が
 室内に響いて、また、エンジンオイルが若干焦げるにおいがヒーターの配管を
 通じてしてきます。

 走り始めるとSOHCかつ水平対向のエンジンが後ろから押してくるように
 加速しますが、それがリニアな加速ではなく、何というか二次曲線的というか、
 「よいしょっ!」という加速です[E:coldsweats01]。

 室内のスイッチ類もロータリータイプが使われていたり、いちいちレトロでかつ
 アナログで人が操作しないと何も起動しません(ある意味当たり前)。
 (オートエアコンもオートな割にはイマイチ・・・)

他には、一番最初に乗ったクラシックミニ。

 OHVの元気な音の割には前に進まないエンジンや、雨が降ると室内のガラス
 全面が突然曇る等の走行不安全性、定期的にグリスアップしなくてはならない
 足回り等、手が掛かりすぎです[E:coldsweats02]。

 ポルシェはエンジンオイルの継ぎ足しだけなので基本手が掛かりませんが、
 ミニは手が掛かる”いきもの”だったなーとつくづく思います。

こんな”いきもの”のような車が本当に好きです。何というか単純に愛着が沸きます。

前に乗っていたMegane RSはデザインに惚れ込んで買いましたけど、たしかに
デザインは秀逸で、走りも異常に安定し速かったたけど、何か物足りないと思って
いました。

何というか、”いきもの”っぽくないというか、冷たい感じというか、愛着があまり沸か
ないのですね(特に運転していて)。

という訳で、ミニ以来久しぶりに”いきものがかり”を満喫しているのでした[E:wink]。