水と冷と温と薪

菜園と薪ストーブと南房総での田舎暮らし

ドライサンプ

993というか911にはドライサンプという潤滑用オイル循環システムが採用されています。

大体理解していたのですが、正しく理解するために少し意味をネットで調べてみました。

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ドライサンプ 方式」は、エンジンオイルの潤滑方式のひとつで、エンジンオイルをオイルタンクに溜めて、ポンプでエンジンの各部に送り、潤滑する方式です。潤滑したオイルは別の吸引ポンプでオイルタンクに戻されて再度各部に循環します。
この方式は、エンジンオイルを溜めるためのオイルタンクが必要ですが、オイルパンが浅いため車高を低くすることができます。また、オイルが少なくすむので加速、減速、旋回時などにオイルの片寄りがなく、レーシングカーなど重心の低い車体の高性能エンジンに採用されます。

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なるほどドライサンプにはいろんなメリットがあるようです。レーシングカーには必須の重心を低くできることが重要なんでしょうね。

ちなみに大抵の車にはウェットサンプと言われるオイルタンクを持たずにエンジン内で循環させるシステムが採用されています。

サンプ(=sump)という意味はオイル溜まりという意味でオイルパンのことを指し示しているようですね。つまり常にオイルを貯める役割を負っているウェットサンプでは常にウェットの状態であるということ、常にオイルパンに溜まったオイルをオイルタンクに吸い上げているドライサンプではドライな状態ということなんでしょうね。