水と冷と温と薪

菜園と薪ストーブと南房総での田舎暮らし

日光東照宮

20数年前関東で暮らし始めた時から一度は日光に行かねばと思っていましたが、最近プライベートでトラブルが続いていることもあり、パワースポットである日光東照宮に運気をいただきに訪問しました。

家から日光までは首都高を経由して東北道で向かいますが、総距離は約170kmの長旅です。渋滞なく順調に進んでも3時間程度時間がかかります。

前日勢いで日光に行くと決めたまでは良かったですが、日帰りで行く距離なのか不安の中8時に家を出発します[E:coldsweats01]。

3連休初日とはいえ8時に出発ならば渋滞を回避できるだろうとタカをくくってましたが、なんとナビは中央環状線(C2)を回避して、下道で環七を北上するよう指示します[E:gawk]。

まさか渋滞かと思いましたが、ナビを信じ、環七を北上し、四ツ木から中央環状線(C2)に乗り、川口線で東北道を目指します。

ところが川口線に入ったところで事故渋滞に捕まります。外環とぶつかる川口ジャンクションの手前で3台の乗用車が玉突き事故を起こしてました。渋滞を抜けるのに30分以上掛かりましたが、3台の中には家族連れもいて連休初日から可哀相でした[E:bearing]。

東北道に入って順調かと思いましたが断続的に渋滞が発生し、結局日光に到着したのは4時間が経過した12時でした。さすがに疲れで腕が痛かったです[E:crying]。

東照宮の駐車場に車を止め権現様を徒歩で目指します。

駐車場からは横から境内の入り口にある石鳥居を目指すことになります。
東照宮の全体図はこちらを参照して下さい)

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石鳥居には”東照大権現”と記載されています。

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石鳥居をくぐると左手に五重塔があります。かなり立派で現在初層が内部公開されているのですが、有料とのことで諦めました。

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初層を飾る十二支の彫刻は、子(=北)、卯(=東)など、それぞれ方角を表しているそうで、写真では分かりにくいですが、右から虎、卯、辰の絵が描かれています。

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ここで石鳥居を逆方向から眺めてみます。結構参道が長いことが分かります。

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この先で拝観受付所があり入場料を払って表門から入ります。

写真は三神庫のひとつ上神庫です。右に少し中神庫が見えています。
写真ではよく分からないと思いますが、想像の象(狩野探幽下絵)の大きな彫刻が三神庫には施されています。

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で、こちらは有名な神厩舎の三猿です。

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三猿は「見ざる・言わざる・聞かざる」を表しています。

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神厩舎には他にも猿の彫刻があり、人間の一生が風刺されているそうです。

結婚した2匹の猿にどんな荒波が待ち受けているのだろう

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おなかの大きい猿。子猿も、やがて母親になる

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で、いよいよ国宝・陽明門に向かいますが、なんと平成の大修理で陽明門は養生されています[E:crying]。

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陽明門の手前右にある鐘楼です。龍などの彫り物が確認できます。

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陽明門をくぐると拝殿、本殿に進みます。

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拝殿の左手前にある神輿舎です。

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神輿舎の虎の彫刻です。徳川家康が寅年だったこともあり、東照宮には虎の彫刻がいたるところにあるようです。

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これも有名ですね。奥宮に続く坂下門にある国宝・眠り猫です。 左甚五郎作と言われており、牡丹の花に囲まれ日の光を浴び、うたたねをしているところから「日光」に因んで彫られたとも言われているようです。意外と小さくて肉眼ではよく見えませんでした。

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ここから二百段ある階段を上って権現様のお墓である奥宮を目指すのですが、階段を上った先に拝殿があり、皆”二礼二拍手一礼”でお参りするので中々先に進みません[E:catface]。

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若干イライラしていると私のような輩への戒めなのか縦書きがありました[E:coldsweats01]。

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やっと拝殿に到着しましたが、鳥居には”東照大権現”と記載されています。

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嫁とふたりで拝殿で”二礼二拍手一礼”でお参りした後、拝殿の後ろにある奥宮の周りを歩きます。立派なお墓ですね。

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奥宮の隣には叶え杉があり、願いを叶えて頂けるそうです。

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この後、撮影禁止なので写真はありませんが、本地堂(薬師堂)の鳴竜を聴きました。天井の鳴竜の絵は非常に大きくて立派でした。

この後、東照宮を後にして傍にある二荒山神社に行きたいと嫁から希望されたのですが、夫婦とも翌日出勤であることを考慮して、日光名物・湯葉料理を遅い昼食で頂いてから日光を後にしました。

帰りは高速道路もまったく混んでなく、ほぼ予定どおり3時間で自宅に到着しました[E:happy02]。

次は一泊で中禅寺湖の方まで足を延ばして、日光を堪能してみたいですね。