987にはメンテナンスの時期になるとサービスインターバルのお知らせとして、3連メーターの真ん中にお知らせが表示される機能が備わっているのですが、5月は「セイビノ**ニッチュウ」という表示だったのですが、6月に入って期限が切れたのか「セイビノジキデス」に表示が変わりました。
このサービスインターバルのお知らせですが、ディーラーでしかリセットしてもらえないらしく、整備内容がこのリセットだけだとしても1万強費用が掛かるらしいです。
それじゃサービスインターバルのお知らせは無視するかと思ったのですが、Amazonで怪しげなポルシェDurametricケーブルPIWIS CABLE OBDIIなる商品が5千円弱で売っていて、サービスインターバルのお知らせをリセット可能となってましたので、天下のAmazonならば大丈夫だろうということで購入してみました。
届いた商品はOBDIIとUSBの端子が付いたケーブルと、PCにプログラムをインストール用のメディアになります(久しぶりにこのサイズのメディアをみました)。
まずは、何も考えずにメディアをPCのトレイにセットし、プログラムをインストールします。
USBドライバーをちゃんと読み込んだか不安だったので、ケーブルをUSBポートに接続してプログラムを起動すると、案の定よく分からないエラーが発生して、立ち上がりません。
単純にOBDIIをケーブルに接続していないからかもと思い、PCを987に持ち込んでOBDIIにケーブルを接続してプログラムを起動しましたが、やはりNGです。
これはマズイ、バッタもんを掴まされたか?と不安が過ぎりましたが、一度プログラムをアンインストールし、似たような商品のHPにあった手順で、本家Durametric社のHPにあったDurametric cable driversとDurametric software programをインストールして再チャレンジしてみました。
結果、USBに関連したエラーが出てプログラムが起動できず、やはりNGです。
普通はここで諦めるのでしょうが、諦めが悪いタイプなので、再度プログラムをアンインストールし、ケーブルに付属のメディアで再度プログラムをインストールします。
インストール後、ケーブルのUSB端子だけをPCに接続してプログラムを起動したら、OBDII側の端子が接続されていないというメッセージが出て、これはいけそう!ということで987にPCを持ち込んで確認してみました。
似たような商品のHPに段取りが記載されていたので、効果の程は定かではありませんが、以下の段取りで実施しました。
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ケーブル接続
注意: Durametricを使用する場合は、電源、コンピューターを電源にインバータを使用しないでください
1. 車のイグニッションスイッチをオンにします。
2. 車が2005モデル以降であれば ハザードをオンにします。 (エマージェンシーフラッシャー)
3. 標準OBDIIケーブルインターフェースを車の故障診断ポートへ接続します。
4. 車からDurametricケーブルへ電源が供給されると緑のLEDが点灯します。
(私の購入したケーブルは青のLEDが点灯しました(安物?))
5. お使いのコンピューターのUSBポートに標準インターフェースケーブルのUSBコネクターを接続します。
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そしてPCでプログラムを起動したところ、見事にOBDIIと接続できました。
何気にいろいろフォルトが出ているなぁと見ていたら、instrument clusterという項目にService Remainder Resettoというオペレーションがあったので、多分これだろうと思って実行しました。
(後で調べたらinstrument cluster=メーターパネルです)
この後エンジンを切って、再始動させて、サービスインターバルのお知らせが消えたことを確認しました。
今度ゆっくりその他のフォルトも確認したいと思います。