続きです。ここからは取扱説明書には記載がありませんので手探りで進みます。
8.K&Nエアフィルター換装
エンジンルーム左にあるエアフィルターボックスのカバーを外します。
+ネジ2本で固定されているのでネジを外し、カバーを上に引き上げて外します。
取り外したカバーです。
なお、下(写真右)にあるガイドを溝に入れてボックス本体に嵌めます。
(運転席に入って作業するとガイドが見えやすいです)
次に純正のエアフィルターを外します。
一旦前方向にエアフィルタをずらして差込口から外し、左回りに90度回転させて
ずらしながら外します。
(結構余裕ない感じです)
外した純正エアフィルターです。
写真右にある黒いガイドはエアフィルターをボックスへ固定するためのものなので、
取り外してK&Nに装着します。
K&Nエアフィルターです。純正の倍くらいの値段がします。
純正とK&Nを並べてみました。
向きが間違ってますが、この時点でK&Nは差込口側が真円に近づいてます。
この時点で嫌な予感がしたのですが、差込口のゴムは相当厚く、ボックス側に
うまく嵌めることができない予感がします・・・。
黒いプラスティックのガイドをK&Nに移植しました。
純正のエアフィルターでは4つの爪とネジでしっかり固定されていますが、
K&Nではゴムの突起をネジ穴部分に通すだけです。
当然不安定なのですが、今にして思えばゴムの突起をラジオペンチか何かで
ガイド上に引っ張り出して固定させる必要があったかもしれません。
次のメンテナンス時に対応したいと思います。
(次のメンテナンス時と思ったのですが、気になって再施工しました。)
で、写真ではすでに装着後ですが、装着に1時間以上掛かりました。
箱からK&Nを出した時の嫌な予感は的中で、K&Nがボックス本体差込口に
まったく嵌りません(大体ゴムが変形して形が違っているし・・・)。
悩んだ挙句、K&Nの差込口のゴムの間口を広げ、かつ、柔軟に変形するよう
カッターで内側を斜めに1周削りました。
また、多分手で押すために作られたと思われるゴムの持ち手のうち、裏側に
ある1つを削って無くしました。
(ボックス本体に当たっている可能性があるため)
それでも力技を駆使して何とか装着できました。
(K&Nには固定バンドが付属していましたが装着は無理と判断しました・・・)
写真右のネジでガイドを固定します。
最後にカバーをガイドに沿って戻し、K&N入ってます的なシールを貼り付けて
換装完了です。
あとは外した手順で元に戻して行きます。
まずはエンジンフードを元に戻して、次にカーペットを元に戻します。
ラゲッジ・ポケットも元に戻し、
両側のテンション・ロープのアッパーボールヘッドを嵌めて、
(角度を合わせたら手で出来ます)
ファブリック・カバーをクリップに装着したら完成です。
非常に疲れましたが、久しぶりに作業をやり遂げて感無量です。
(しかし、アメリカ製のパーツの品質悪すぎです。先が思いやられます)
装着後、軽く走りに行きましたが、音が大きくなりシフトアップが早くなりました。
インプレはもう少し先で実施したいと思います。