昨日ポルシェ整備情報BBSにてオイルディップスティックの見方について質問し、
いろいろ進展がありました。
まずは一番嬉しいのが、見ず知らずの方からご提案頂き、取り扱い説明書の
オイル補充のページの写しを頂いたことです。
(本当にありがとうございます!!)
私のような方が今後いるかもしれませんので送付頂いたファイルを以下に掲載
しておきます。
スティックの最低レベルと最高レベルを計る箇所は先端のねじれの部分のようです。
また、やはり最低レベルと最高レベルの差は約1.5Lとのこと。
やっぱり取り扱い説明書は必要ですね(購入した中古屋さん早く送付してください)。
これでやっとオイル補充も出来ると思ったのですが、更なる試練が待ってました。
うちの993ですが油温が高すぎる可能性があることです。
993にはオイルクーラーが装着されていることもあり、油温に応じてオイルは以下の
クーリングを行います。
①87度でサーモスタットが作動し、オイルクーラーにオイルが流れる
(油温計の位置は下から3つ目の目盛りの少し下)
②105度で右フロントフェンダー内のブロアファンが1段目動作を行う
(油温計の位置は水平より少し上の辺り/低速回転によるクーリング)
③118度で右フロントフェンダー内のブロアファンが2段目動作を行う
(高速回転によるクーリング)
通常は①87度でサーモスタットが作動してオイルクーラーにオイルが流れる8時の
位置で油温計は安定するらしいのですが、うちの993は走行時は8時で安定して
いるものの、渋滞等にはまると、水平より少し上の辺りで油温計が安定します。
懸念は2つあり、
①サーモスタットがちゃんと作動してオイルクーラーにオイルを流しているか
②ブロアファンの動作を司るレジスタが破損していないか
になります。
しばらくはこの知識を踏まえて様子を見たいと思います。まずはオイル補充です。
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<追伸>Keep9のザコさんに質問し回答頂きました(ザコさんありがとうございます!)。
http://www.keep9.jp/2010/04/-porsche993-17.html
http://www.keep9.jp/2010/04/-porsche-all.html
週末オイルを補充する際に、右フロントでオイルクーラーファンが回っているか確認する
ことがまずは重要ですね。油温計のどれくらいの位置からファンが回るのか確認したいと
思います。
(以下Keep9のホームページから転記)
針の位置は個体差で若干の誤差はありますが、ほぼ1針前後ぐらいです。ですから、
水平より少し上であっても、その時に右フロントフェンダー内のオイルクーラーファンが
低速側回転で回っていれば問題ありません。
ファンレジスターが故障して、高速回転しかしなくなることもありますが、その場合は
油温計の針はレッドゾーンの1個下の白い線の下ぐらいです。もちろんそれでファンが
高速回転します。
Q.渋滞時も下から3つ目の目盛り(8時)で安定するのが普通と聞いたのですが、
これは事実なのでしょうか?
A.水平位置ぐらい、もしくはもう少し上ってのが通常でしょう。
Q.先日30分くらい渋滞にはまった際、下から4つ目の目盛りの少し下まで温度は
上がりました(※気温23度でした)。
A.この季節でそれでしたら、もしかしたら、レジスター故障で低速回転で回ってないかも
しれません。レジスター交換歴を調べてみて下さい。
途中で対策部品として、供給されるようになったパーツが付いてるかもしれませんが
それでも万全とはいえない場合があります。
しかし、低速回転でも間に合わないぐらいの熱的に不利な状況でも大丈夫なように
高速回転が用意されてますから、不意の渋滞でもシステムが正常であれば、神経質に
なる必要はないですよ。