水と冷と温と薪

菜園と薪ストーブと南房総での田舎暮らし

AIMIYA T9 真空管デジタルアンプ

昨年末にバックロードホーンを製作してからオーディオ熱が再燃し、最近は中華デジタルアンプが人気ということで試しに購入してみました。

私が設けた条件は以下の3つです。

  1. デジタル入力(同軸or光)
    (使用しているCDプレイヤーがかなり古くDAコンバーターを介さずに音を聴いてみたかった)
  2. 50W(4Q)以上の出力
    (自作バックロードホーンが8Ωなので実際35W程度の出力となる)
  3. 真空管アンプ
    (単なる興味本位)

日本ではFX-AUDIOというブランドが人気なのですが、上記条件を満たす商品はなく、その次に有名なAIMIYAというブランドに手頃な価格の商品があり購入してみました。

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0018/5257/1723/products/2_da85d384-a829-416b-9c21-0f02e3e9a4ac_1024x1024.jpg?v=1660034682

画像はAIMIYAのHPから直接リンクを貼っていますが、VUメーターも装備し、少しレトロな外装となっています(AIMIYA T9という商品になります)。

今回購入したAIMIYA T9はスピーカー端子が小さいため、スピーカーケーブルを新調し、バナナプラグで接続することにしました。
(このバナナプラグNakamichiブランドです。本物なのかは不明です)
(ひっかけてぶら下げているスピーカーケーブルは別アンプからのケーブルです)

で、1週間程度聴いての感想は以下の通りです。

  1. 最初低音がスカスカだと思ったが、2日目からまあまあ鳴るようになった。
    (それでもトーンコントロールでベースを15%増している)
    高音の伸びやレンジの広さは◎。音もかなりクリア。
    ただし、中低音が前に出る感じはなく、全般的にフラットな感じ。 
  2. Bluetooth接続は非常に安定している。
    (と思ったら、ラックに収納後はたまに接続が切れるようになった…)
  3. 真空管の光は意外と見えない。
    真空管の下の方が光るので、近づかないと光は見えない…)

全般的には中国製とはいえこの値段でこの品質ならばかなり良いと思います。
再現する音もレンジが広くクリアですが、欲を言えばレンジを狭くしても中低音を厚くする方が好みです。
(現状はジャズよりクラシック向きな味付けだと思います)

真空管を交換して音の違いを楽しむのが真空管アンプの醍醐味のようなので、上位互換のロシア製やアメリカ製の真空管を調達して好みの音に近づけたいと思います。

Bluetoothの音切れはアンテナを自作で延長して改善してみようと思います。